ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 972。おひつじ座の方向、7000万光年の距離にあります。2019年7月1日にリリースされた「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。
赤く輝いている部分は星形成領域で、暗くみえている塵の近くに見られます。ガスや塵が集まって新しく星が形成され、その新しく生まれた星からの紫外線によって水素ガスが輝いています。
星形成領域は天文学者にとって大きな関心の的となっっています。星形成率や星形成の場所などは、ガスと塵が時間とともにどのように進化したのかについて、重要な手がかりを与えてくれるからです。
Image Credit: ESA/Hubble, NASA, L. Ho