小マゼラン銀河の超新星残骸E0102をハッブル宇宙望遠鏡がとらえた画像です。画像中央やや左下にみえる青っぽいところがE0102。超新星爆発から2000年ほどしか経過しておらず、天文学的には比較的若い超新星残骸です。
右上にみえるピンク色の部分は巨大な星形成領域N 76(Henize 1956)で、E0102はN 76の端から50光年ほどのところに位置しています。
小マゼラン銀河は、大マゼラン銀河とともに銀河系の伴銀河で、きょしちょう座の方向、地球からおよそ21万光年はなれたところにあります。
Image Credit: NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI/AURA); Acknowledgment: J. Green (University of Colorado, Boulder)
https://hubblesite.org/contents/media/images/2006/35/1964-Image.html