ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したこの画像には、「ハービッグ・ハロー天体」と呼ばれる天体が映っています。このハービッグ・ハロー天体「HH 46/47」は、ほ座の方向、1400光年以上の距離にあります。
生まれたばかりの星(この画像には映っていません)から噴き出したガス(分子流)が10光年ほどまで伸びています。秒速150km以上で激しく外へと伸びていって周囲の星間ガスに衝突し、画像に見られるような明るい衝撃波が発生しました。
画像は2021年2月15日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」です。
Image Credit: ESA/Hubble & NASA, B. Nisini
(参照)ESA/Hubble