スピッツァー宇宙望遠鏡がとらえた“魔女の頭” | アストロピクス

【Googleニュースでアストロピクスをフォローして新着記事をチェック!】

スピッツァー宇宙望遠鏡がとらえた“魔女の頭”

スピッツァー宇宙望遠鏡が赤外線でとらえた「魔女の頭星雲(正式名称はIC 2118)」。オリオン座の方向、800光年の距離にある反射星雲です。魔女の頭星雲はオリオン座の1等星リゲルの近くにあり、リゲルの光を反射して光っています。赤外線の3つの波長で撮った画像を、青(4.5μm)、緑(8.0μm)、赤(24μm)に割り当てて色合成して作られた疑似カラー画像です。

魔女の頭星雲は星の誕生の現場で、スピッツァーがとらえたこの赤外線画像では、生まれたばかりの星がピンク色の点として映っています。緑色は、多環芳香族炭化水素(PAH)を示しています。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/L.Rebull (SSC/Caltech)

http://www.spitzer.caltech.edu/images/2243-sig06-020a-Baby-Stars-in-the-Witch-Head-Nebula-Revealed-by-Spitzer