ESOのVSTでとらえたオリオン星雲 | アストロピクス

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ESOのVSTでとらえたオリオン星雲

ESO(ヨーロッパ南天天文台)のVLTサーベイ望遠鏡(VST)に設置したカメラOmegaCAMで撮影されたオリオン星雲(M42)。オリオン座の方向、1350光年の距離にあります。

中央やや左上の明るい部分には「トラペジウム」と呼ばれる四つの若い星があります。それらの星からの紫外線が周囲の水素ガスを電離して光っています。

VSTはESOパラナル天文台に設置されている口径2.6mの望遠鏡で、南米チリのアタカマ砂漠にあります。OmegaCAMは268メガピクセルもある巨大カメラです。

この画像のフルサイズのオリジナルデータは1.2GBもあり、ダウンロードするだけでも大変です。以下のページでは、ブラウザ上で高解像度画像を拡大・縮小しながら閲覧できますので、興味のある方はご覧になってみてください。

https://www.eso.org/public/images/eso1723a/zoomable/

Image Credit: ESO/G. Beccari

https://www.eso.org/public/images/eso1723a/