望遠鏡ドームの頭上に流れる天の川と淡く色づいた夜空

この画像は、南米チリ北部にあるセロ・トロロ汎米天文台(CTIO)の上空の夜空をとらえたものです。望遠鏡のドームの頭上に、天の川が横に流れているかのように映っています。

中央に銀河系中心方向が見えており、天の川の上には、さそり座のアンタレスが映っているほか、右の方にはケンタウルス座α星、β星や、南十字なども見えています。また画面右下には大マゼラン銀河、小マゼラン銀河も見えます。

画像をよくみると、空の星がないところも真っ暗ではなく、赤や緑に淡く色づいていることがわかります。これらは大気中で起こる化学反応によって夜空がわずかに明るくなる「大気光」と呼ばれる現象です。大気光は都会の空では見ることはできず、光害のない場所の夜空でしか見ることができない現象です。

画像はNSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2022年6月29日にリリースされた「Images of the Week」です。

Image Credit: CTIO/NOIRLab/NSF/AURA/B. Tafreshi

(参照)NOIRLab