重力レンズ

銀河宇宙

ダークマターの小規模なゆらぎを初検出 アルマ望遠鏡の観測

近畿大学などの研究チームは、アルマ望遠鏡を使って110億光年の距離にあるクエーサー「MG J0414+0534」を観測。手前の銀河の重力レンズ効果のみから計算されるクエーサーの位置などとのずれから、ダークマターの小規模なゆらぎを明らかにしました。
銀河宇宙

ウェッブ望遠鏡、ハッブル望遠鏡が見つけた最遠の星を詳細観測

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が銀河団WHL0137-08をとらえた画像。回折スパイクを伴った天体から5時の方向に「サンライズアーク」銀河やエアレンデルが映って...
銀河宇宙

太陽の3000兆倍の質量の巨大銀河団「エルゴルド」 ウェッブ望遠鏡が撮影

宇宙誕生62億年後に存在した「エルゴルド」と呼ばれる巨大な銀河団ACT-CL J0102-4915をジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がとらえました。エルゴルドは、...
太陽系外惑星

地球質量の浮遊惑星が天の川銀河に大量に存在する

大阪大学大学院の住貴宏氏や越本直季氏らを含む「MOA(Microlensing Observations in Astrophysics)」という研究グループによって、恒星のまわりを回っていない浮遊惑星(自由浮遊惑星)候補の天体が新たに6個発見されました。そのうち1個は、これまでで2例目の発見となる地球質量程度の天体でした。
超新星

重力レンズによって4つに分裂して見えた遠方の超新星をとらえた

重力レンズ効果によって4つの像に分かれて見える、遠方銀河で発生した超新星「SN Zwicky(SN 2022qmx)」が発見されました。40億光年以上離れたところで発生した超新星が、手前にある銀河の重力レンズによって拡大され、また4つに分裂して見えていました。
銀河宇宙

ウェッブ望遠鏡、120億年前の銀河で複雑な有機分子を発見

アメリカ、テキサスA&M大学のJustin Spilker氏やイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のKedar Phadke氏らの研究チームは、ジェイムズ・ウェ...
銀河宇宙

重力レンズにより時間差で出現した超新星像をもとに宇宙の膨張速度を測定

重力レンズ効果によって、遠方で発生した超新星爆発が約1年の時間差で複数回観測された現象を解析することで、宇宙の膨張速度をあらわす「ハッブル定数」を精密に測定した...
銀河団

空間をゆがませる巨大な銀河団「eMACS J1823.1+7822」 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたこの画像の中央には、ほとんどが明るい楕円銀河からなる巨大な銀河団が存在しています。莫大な質量をもつ「eMACS J1823.1+78...
超大質量ブラックホール

重力レンズを利用して太陽の300億倍以上の質量の超巨大ブラックホールを発見!?

質量の大きな天体があると空間が歪み、より遠方にある銀河からの光が曲げられて像が歪んだり明るく見えたりします。この「重力レンズ」を利用し、太陽の300億倍以上の質量の超巨大ブラックホールが発見したとの発表がありました。
重力レンズ

重力レンズを通してたみ遠方銀河 ウェッブ望遠鏡が撮影

この画像はジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がとらえたもので、かみのけ座の方向、地球から約63億光年の距離にある銀河団「SDSS J1226+2149」と、その銀河...
銀河団

32億光年先の銀河団の重力レンズで、さらに遠方の超新星が見えた ウェッブ望遠鏡が観測

この画像はジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がとらえたもので、巨大な銀河団「RX J2129」が映っています。RX J2129は、みずがめ座の方向、約32億光年の距...
銀河団

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた銀河団SPT-CL J0019-2026と重力レンズで歪んだ銀河

この画像はハッブル宇宙望遠鏡が撮影したもので、くじら座方向、46億光年の距離にある巨大な銀河団が映っています。2023年2月20日にハッブル望遠鏡の「今週の1枚...