268メガピクセルの巨大カメラでとらえたオメガ星雲 | アストロピクス

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268メガピクセルの巨大カメラでとらえたオメガ星雲

ESO(ヨーロッパ南天天文台)のVLTサーベイ望遠鏡(VST)に設置したカメラOmegaCAMで撮影されたオメガ星雲(M17)。VSTはESOパラナル天文台に設置されている口径2.6mの望遠鏡で、南米チリのアタカマ砂漠にあります。OmegaCAMは268メガピクセルもある巨大カメラです。

このオメガ星雲の画像は、VSTとOmegaCAMで得られた画像の中で、最初にリリースされたものです。2011年6月に公開されました。オメガ星雲は「白鳥星雲」とも呼ばれる広大な星形成領域です。いて座の方向、5500光年の距離にあります。

なお、ESOのページからフルサイズのオリジナル画像もダウンロードできますが、ファイルサイズが664MBもあります。以下のページでは、ブラウザ上で高解像度画像を拡大・縮小しながら閲覧できますので、興味のある方はご覧になってみてください。

https://www.eso.org/public/images/eso1119a/

Image Credit: ESO/INAF-VST/OmegaCAM. Acknowledgement: OmegaCen/Astro-WISE/Kapteyn Institute

https://www.eso.org/public/images/eso1119a/zoomable/