VLT(超大型望遠鏡)でとらえたエリダヌス座の渦巻銀河NGC 1232 | アストロピクス

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VLT(超大型望遠鏡)でとらえたエリダヌス座の渦巻銀河NGC 1232

渦巻銀河NGC 1232を、ESO(ヨーロッパ南天天文台)のVLT(超大型望遠鏡)でとらえた画像です。NGC 1232は、エリダヌス座の方向、約6000万光年の距離にあります。大きさは天の川銀河の2倍ほどです。

銀河の中心部には赤みを帯びた星があり、周囲を取り巻く渦状腕には青い星々や星形成領域が存在しています。NGC 1232の左側には、ギリシア文字の「θ」に似た形の小さな伴銀河が見えています。

この画像は、VLTに設置されたFORS1カメラのファーストライト(1998年9月15日)の直後、9月21日に撮影されました。紫外光、青、赤の異なる3つのフィルターで撮影した画像を合成したものです。

Image Credit: ESO

(参照)ESO