満月を背景に浮かび上がる、建設中の超巨大望遠鏡ドームのシルエット | アストロピクス

【Googleニュースでアストロピクスをフォローして新着記事をチェック!】

満月を背景に浮かび上がる、建設中の超巨大望遠鏡ドームのシルエット

この画像で、満月を背景にシルエットになっているのは、ESO(ヨーロッパ南天天文台)が建設中の超大型望遠鏡ELT(Extremely Large Telescope)のドームの骨組みです。現在、その高さは80mになっています。

ELTは、南米チリのセロ・アルマゾネス(Cerro Armazones)山頂で建設が進められている、39mの主鏡を備えた望遠鏡です。ESOは、今年7月にELTの建設が完成までの50%に達したと発表しました。2028年から科学観測がスタートする予定です。(参考記事)口径39mの超大型望遠鏡「ELT」、建設が50%完了。2028年観測開始予定

画像は2023年10月28日に、およそ20km離れたESOパラナル天文台の入り口付近から撮影されたものです。10月30日のESOの「今週の1枚(Picture of the Week)」として公開されました。

Image Credit: J. Beltrán/ESO

(参照)ESO