邪魔がなければ夜空で最も明るい!? きりん座の渦巻銀河IC 342

この画像に映っているのは渦巻銀河IC 342です。きりん座の方向、約1100万光年の距離にあります。このIC 342のように、銀河円盤が地球に対して正面を向いている銀河は「フェイスオン銀河」と呼ばれます。

地球から見ると、IC 342は天の川銀河内の多くの星間塵やガスなどの向こう側にあります。そのためIC 342からの光は、地球に届く前に弱くなってしまいます。もしガスや塵がなければ、IC 342は夜空で最も明るい銀河の一つになるとみられています。

画像はアメリカ、キットピーク国立天文台の口径4mメイヨール望遠鏡で2006年後半に撮影され、2007年に当時のNOAO(アメリカ国立光学天文台、2019年にNOIRLab[国立光学赤外線天文学研究所]に発展的に改組)から公開されたものです。

なおアストロピクスでは、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたIC 342の中心付近の画像を紹介したことがあります。あわせてご覧ください。(参考記事)ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた「隠された銀河」

Image Credit: T.A. Rector/University of Alaska Anchorage, H. Schweiker/WIYN and NOIRLab/NSF/AURA

(参照)NOIRLab