宇宙から見たスカンジナビア半島 | アストロピクス

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宇宙から見たスカンジナビア半島

スカンジナビア半島を、ヨーロッパの地球観測衛星コペルニクス・センチネル3がとらえた画像です。

スカンジナビア半島は長さが約1850kmあり、ノルウェー(画面左側)とスウェーデンが半島の大部分を占めています。2022年3月20日に撮影されたこの画像では、右側に映るフィンランドとともに広い範囲が雪に覆われています。西はノルウェー海、東はボスニア湾とバルト海に面しており、画面右下にはエストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国、左下にはデンマークが見えています。

スカンジナビア半島の左側、ノルウェーの海岸はフィヨルドになっています。フィヨルドの多くは最終氷期に形成された厚い氷河によって削られてできたものです。半島の右側のスウェーデンの地形は、湖が点在する平坦でなだらかな起伏のある低地が主になっています。半島の下の方にはベーネル湖とベッテル湖がくっきりと見えています。

画像は2022年4月15日にESA(ヨーロッパ宇宙機関)のウェブページで公開されました。

Image Credit: contains modified Copernicus Sentinel data (2022), processed by ESA, CC BY-SA 3.0 IGO

(参照)ESA