冥王星の全球マップ

この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の探査機ニュー・ホライズンズが観測したデータをもとに作成された冥王星の全球カラーマップです(ただし探査機が観測できていない領域は黒くなっています)。

ニュー・ホライズンズ探査機は2015年7月に冥王星のそばを通過しながら詳細な観測を行いました。最接近時に探査機に面していた領域は高解像度になっています。

冥王星では、画像中央の「ハート」のような形をした地形が目立ちます。このハートは「トンボー領域」と名付けられており、その左半分は「スプートニク平原」と呼ばれる広大な氷原になっています。

こちらは冒頭の全球マップをもとに編集部で作成した映像です。画面上側、冥王星の回転軸の中心が北極です。

Image Credit: NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Southwest Research Institute
動画作成: Noriaki Okamoto

(参照)Planetary Photojournal