恐竜時代の隕石衝突によってできた直径3.5kmのクレーター | アストロピクス

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恐竜時代の隕石衝突によってできた直径3.5kmのクレーター

アルジェリア西部のサハラ砂漠に隣接するアンティアトラス山脈の一部をとらえた画像です。ヨーロッパの地球観測衛星コペルニクスセンチネル2Aが2020年3月9日に撮影しました。

アンティアトラス山脈は大陸どうしが衝突することによって生まれました。かつてはヒマラヤ山脈よりも高かったのですが、その後の侵食によって低くなったと考えられています。

画像の中心に円形の地形がみられます。これは直径3.5kmの「ワルクジス(Ouarkziz)・クレーター」です。このクレーターは7000万年前よりも後、まだ恐竜が地球上を闊歩していた時代に隕石衝突によってできたものです。

Contains modified Copernicus Sentinel data (2016), processed by ESA, CC BY-SA 3.0 IGO

(参照)ESA