ISS(国際宇宙ステーション)からとらえた入道雲

この画像は、南アジア上空のISS(国際宇宙ステーション)から2024年9月19日に撮影されたもので、アラビア半島やペルシャ湾が映っています。画像の中央下に、まるで塔のような雄大積雲がそびえ立っています。雄大積雲は積雲が発達したもので、さらに発達すると積乱雲になります。いわゆる「入道雲」はこの雄大積雲のことです。

雄大積雲の付近には小さな積雲も見えています。雲が海岸線に沿って形成されていることから、風が海から陸へ(左下から右上へ)吹いていると考えられます。画像右下側の海面は太陽光を反射して輝いています。

こちらの画像は、同じ雄大積雲をクローズアップで撮影したものです。

画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)が運用するウェブサイト「NASA Earth Observatory」で、2024年12月21日の「Image of the Day(今日の1枚)」として掲載されました。

(参考)「ISSからみた地球」記事一覧

Image courtesy of the Earth Science and Remote Sensing Unit, NASA Johnson Space Center

(参照)NASA Earth Observatory