ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた棒渦巻銀河NGC 3895。おおぐま座の方向、1億6000万光年ほどの距離にあります。1790年に、ドイツ生まれのイギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって発見されました。ハッブル宇宙望遠鏡のウェブページでは、この銀河の画像を「夢想家のバリスタが淹れたコーヒー」のようだと形容しています。
NGC 3895のこのような美しい画像を撮影できるのも、上空約570kmを周回し、地球の大気に邪魔されることなく観測できるハッブル宇宙望遠鏡ならではです。
画像は2020年5月25日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」の画像です。
Image Credit: ESA/Hubble, NASA, and R. Barrows