2020年7月28日、宇宙からとらえた西之島の噴煙

小笠原諸島の西之島を、NASA(アメリカ航空宇宙局)の地球観測衛星テラに搭載されたASTERという観測装置でとらえた画像です。2020年7月28日に撮影されました。画像には15×21kmの範囲が映し出されています。

西之島は東京の南、約930kmの距離にあります。西之島では2013年以来、噴火活動が断続的に続き、2019年12月上旬から噴火が再び始まっていました。2020年6月中旬以降は、噴火活動が特に活発になっています。

画像には火口から噴出する火山灰と水蒸気が映っています。可視・赤外画像の上に、赤に着色された熱赤外のデータが重ねられ、火口内の溶岩と、山腹を流れおりた溶岩流が強調されています。

Image Credit: NASA/METI/AIST/Japan Space Systems, and U.S./Japan ASTER Science Team

Planetary Photojournal