ハッブルがとらえた、相互作用する棒渦巻銀河と伴銀河のペア | アストロピクス

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ハッブルがとらえた、相互作用する棒渦巻銀河と伴銀河のペア

この画像は、相互作用する二つの銀河をハッブル宇宙望遠鏡がとらえたものです。画像右上にみられる棒渦巻銀河NGC 7469(Arp 298、Mrk 1514)と、その伴銀河であるIC 5283が映っています。これらの銀河のペアは、ペガスス座の方向、約2億光年の距離に位置しています。

NGC 7469は活動銀河核を持つセイファート銀河です。銀河中心核の周辺領域では、大量の塵に埋もれた状態で爆発的な星形成(スターバースト)が起きています。周囲の塵は若い星から放射される紫外線などを吸収し、赤外線として再放射することで、赤外線で明るく輝きます。

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ18周年を記念して2008年4月24日に公開された衝突銀河画像59枚のコレクションの中の1枚です。

Image Credit: NASA, ESA, the Hubble Heritage (STScI/AURA)-ESA/Hubble Collaboration, and A. Evans (University of Virginia, Charlottesville/NRAO/Stony Brook University)

(参照)Hubblesite