
この画像に映っているのは、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた渦巻銀河NGC 7456です。NGC 7456は、つる座の方向、地球から5100万光年の距離にあります。青い星々からなる渦状腕には、ピンク色に輝く星形成領域があちらこちらにみられます。
この銀河では、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)のX線天文衛星XMM-Newtonによって超大光度X線源がいくつも発見されています。それはコンパクトな天体ですが、大きさからは想像できないほど強力なX線を放射します。その正体について、はっきりしたことは分かっていません。
画像はハッブル望遠鏡のWFC3(広視野カメラ3)で撮影されたもので、「今週の1枚(Picture of the Week)」として2025年9月1日に公開されました。
(参考)「ハッブル今週の1枚」記事一覧
Image Credit: ESA/Hubble & NASA, D. Thilker
(参照)ESA/Hubble