ESO(ヨーロッパ南天天文台)の超大型望遠鏡VLTでとらえられた、大マゼラン銀河にある星形成領域の画像です。2013年にリリースされたもの。
赤く光っている右側の星雲はNGC 2014、青く光っている左側の星雲はNGC 2020です。
どちらの星雲も、非常に高温の若い星々からの強力な恒星風によって削られてこのような形になりました。また、それらの星々からの紫外線が星雲を輝かせています。二つの星雲の色の違いは、ガスの成分や、それぞれの星雲を輝かせている星の温度、星と星雲との間の距離などによるものです。
Image Credit: ESO