チャンドラがとらえた干潟星雲の幼い星からの強烈なX線 | アストロピクス

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チャンドラがとらえた干潟星雲の幼い星からの強烈なX線

「干潟星雲」とも呼ばれるM8(NGC 6523)をとらえた画像です。干潟星雲はいて座の方向、約4000光年の距離にあります。

この画像は、アメリカのレモン山スカイセンターで撮影された可視光の画像(青、白)に、チャンドラX線望遠鏡で撮影されたX線の画像(ピンク)を重ね合わせたものです。

干潟星雲は、星が形成されつつあるガスと塵の巨大な星雲です。多くの幼い星はX線を含む高エネルギーの電磁波を大量の放射していますが、チャンドラX線望遠鏡の画像にはそれが映っています。

Image Credit: X-ray: NASA/CXC/SAO; Optical: Adam Block/Mount Lemmon SkyCenter/University of Arizona

(参照)Chandra X-ray Observatory