輝く海に浮かぶ鹿児島のシルエット ISS(国際宇宙ステーション)から撮影 | アストロピクス

輝く海に浮かぶ鹿児島のシルエット ISS(国際宇宙ステーション)から撮影

この画像は、ISS(国際宇宙ステーション)から撮影されたもので、太陽光を反射して輝く海にシルエットのように見える九州地方が映っています。2023年3月7日7時43分ごろ(日本時間)に撮影されました。周辺の海の輝きによって、とくに九州南部の輪郭がくっきりと見えています。地球の縁には大気層が青く映っています。

こちらは鹿児島県付近のクローズアップ。海だけでなく薩摩半島の池田湖なども太陽光を反射して輝くように見えています。手前側には甑島列島が映っています。撮影時刻は冒頭の画像とほぼ同じ。

こちらに映っているのは種子島(画像中央)と屋久島(右)です。こちらも上の2枚とほぼ同じ時刻に撮影されたものです。種子島宇宙センターでは、この日、残念ながら失敗に終わったH3ロケットの打ち上げを控えていました。

なお画像のメタデータによれば、これらの画像を撮影したのはいずれも、ISSに滞在していたJAXA(宇宙航空研究開発機構)の若田光一さんです。

Image courtesy of the Earth Science and Remote Sensing Unit, NASA Johnson Space Center

(参照)Gateway to Astronaut Photography of Earth(1)(2)(3)