やがて衝突・合体する、りゅう座の渦巻銀河のペア

ハッブル宇宙望遠鏡が、相互作用をする渦巻銀河のペアをとらえた画像です。

右の大きい方はNGC 6786と呼ばれる銀河で、りゅう座の方向、約3億5000万光年の距離にあります。一方、左の小さい方はLEDA 62867と呼ばれる銀河です。2つの銀河は互いの重力で影響を与えあい、形が少し乱れているのが分かります。LEDA 62867はいずれ、NGC 6786に飲み込まれてしまうと見られています。

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ18周年を記念して2008年4月24日に公開された衝突銀河画像59枚のコレクションの中の1枚です。

Image Credit: NASA, ESA, the Hubble Heritage (STScI/AURA)-ESA/Hubble Collaboration, and A. Evans (University of Virginia, Charlottesville/NRAO/Stony Brook University)

(参照)Hubblesite