「はやぶさ2」の“玉手箱”が空に描いた火球の軌跡 | アストロピクス

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「はやぶさ2」の“玉手箱”が空に描いた火球の軌跡

この写真は小惑星リュウグウのサンプルを収めた「はやぶさ2」のカプセルが大気圏再突入時に出現した火球をとらえたものです。オーストラリアのクーバーペディ(南オーストラリア州)で撮影されました。

はやぶさ2は12月5日14時30分(日本時間、以下同)、地球から22万kmの距離のところでカプセルを分離しました。その後6日未明に大気圏に再突入し、4時47分に、ヘリコプターの探索によりカプセルとパラシュートが発見されました。6時23分から始まった着地点での改修作業は7時32分の完了。その後、前面および背面のヒートシールドも発見されました。

冒頭の写真に主な天体の名前を編集部で書き入れました。

この写真には南十字星や、ケンタウルス座α星などが映っています。こちらもクーバーペディで撮影された写真です。

Image Credit: JAXA

(参照)JAXA