ハワイ島、マウナケア山頂の夜空に流れる天の川

この画像は、ハワイ島、マウナケア山頂付近で撮影されたものです。日本のすばる望遠鏡も含め、マウナケア山頂にはいくつかの巨大望遠鏡が設置されています。画像左側に、そのうちの一つ、口径8.1mのジェミニ北望遠鏡が映っています。

夜空には、天の川が弧を描いています。天の川は、私たちが住む天の川銀河を中から見た姿です。天の川銀河には1000億から4000億個の星があると考えられています。それらの星々や星間塵が絡み合いながら、夜空に広がる光の橋を作り出しています。

画像中央下には、ハワイ島のヒロの街明かりが漏れています。その右の方に赤く見えているのは、キラウエア火山の溶岩によるものです。

画像は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2024年7月10日に「Images of the Week」として公開されたものです。

Image Credit: KPNO/NOIRLab/NSF/AURA/T. Slovinský

(参照)NOIRLab