ハッブル望遠鏡がとらえた、シューメーカー・レビー第9彗星の木星への衝突痕の変化

1994年7月、20個以上に分裂していたシューメーカー・レビー第9彗星(SL9)の核が、次々に木星へ衝突しました。画像はそれらの核のうち、最大の「G核」と呼ばれる破片の衝突地点の変化を示したものです。画像下から上へ時間が経過しています。

一番下は衝突5分後の1994年7月18日7時38分(世界時、以下同)に撮影されたもので、木星の縁のところに衝突によって生じたきのこ雲が見えています。

下から2枚目は7月18日9時19分(衝突1.5時間後)のもので、左側には「L核」の衝突痕である小さな暗い点も見えています。

下から3番目は7月21日6時22分(G核衝突3日後、L核衝突1.3日後)、一番上は7月23日8時8分(G核衝突5日後)に撮影されたものです。暗い衝突痕が拡散しているのが分かります。

画像はいずれも、ハッブル宇宙望遠鏡のWFPC2(広視野惑星カメラ2)で撮影されました。

Image Credit: R. Evans, J. Trauger, H. Hammel and the HST Comet Science Team and NASA.

(参照) Hubblesite