弧を描く天の川、大気光、黄道光が映る360度パノラマ | アストロピクス

弧を描く天の川、大気光、黄道光が映る360度パノラマ

この画像はESO(ヨーロッパ南天天文台)の「今週の1枚(Picture of the Week)」として2026年1月12日に公開されたものです。

画像は、南米チリにあるESO(ヨーロッパ南天天文台)パラナル天文台で撮影された360度パノラマです。画面右側にはVLT(超大型望遠鏡)の補助望遠鏡の頭上に天の川が弧を描いています。弧の内側の地平線の近くには大マゼラン銀河と小マゼラン銀河が見えています。地平線に沿って赤や緑に淡く色づいているのは大気光。大気光は、太陽からの紫外線によって引き起こされる化学反応により上層大気の原子がかすかな光を発するものです。

画面左側では、VLTの1台から放たれているレーザー光が目立ちます。このレーザー光は、大気のゆらぎを補正するための補償光学システムの一部です。画面左端付近には黄道光がぼんやりと白く映っています。黄道光は、黄道面(地球の公転軌道面)に漂う惑星間塵が、太陽光を散乱して淡く輝くものです。

(参考)
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Image Credit: J. Looten/ESO

(参照)ESO