さまざまな波長でとらえた、異なる温度の太陽 | アストロピクス

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さまざまな波長でとらえた、異なる温度の太陽

これらの画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星SDOが、ほぼ同時刻にさまざまな波長でとらえた太陽です。2017年10月27日に撮影されました。

いちばん左は白色光で撮影したもので、それ以外の7枚はそれぞれ異なる波長の極端紫外線で撮影したものです。極端紫外線の波長は左から30.4nm(5万度)、17.1nm(60万度)、19.3nm(100万度)、21.1nm(200万度)、33.5nm(250万度)、9.4nm(600万度)、13.1nm(1000万度)です。( )内は温度を示しています。

1枚目は太陽表面が映っており温度は約6000度です。そこから太陽の上層大気の約1000万度まで、さまざまな温度の領域がとらえられています。なおそれぞれの画像の色は人為的に付けられたものです。

Image Credit: NASA/GSFC/Solar Dynamics Observatory

(参照)NASA