赤外線でとらえた炎星雲 | アストロピクス

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赤外線でとらえた炎星雲

画像上の方に映っているのは、オリオン座にある巨大な星形成領域「炎星雲(NGC 2024)」です。ESO(ヨーロッパ南天天文台)のVISTA望遠鏡によって、赤外線で撮影されました。可視光で見ると、星雲の中心部は塵に隠されていますが、赤外線で観測することで若い星々が明るく見えてきます。

画像中央やや右下には反射星雲のNGC 2023、画像右下には暗黒星雲の馬頭星雲が映っています。画像右上に見える青く輝く星は、オリオン座のベルトを構成するいわゆる「三ツ星」の1つアルニタク(オリオン座ゼータ星)です。

こちらは冒頭の画像のNGC 2023周辺のクローズアップです。

こちらは馬頭星雲をクローズアップしたものです。

Image Credit: ESO/J. Emerson/VISTA
Acknowledgment: Cambridge Astronomical Survey Unit

(参照)ESO