土星と衛星テティス カッシーニ探査機が撮影 | アストロピクス

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土星と衛星テティス カッシーニ探査機が撮影

この画像に大きく映っているのは土星です。カッシーニ探査機が撮影した画像で、画面左下から右中央にかけてリングが映っています。

リングのすぐ上、土星本体を背景に衛星テティスが浮かんでいるのが見えています。テティスは直径が約1071km。直径が約11万6500kmの土星と比べると非常に小さく見えます。

リングには下から太陽光が当たっており、土星の北半球にリングの影が落ちています。影の濃さが場所によって異なっており、リングが均一でないことが分かります。

画像は2005年6月10日に撮影されました。撮影時、カッシーニ探査機は土星から約140万kmの距離に位置していました。

Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute

(参照)Planetary Photojournal