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この画像は南米チリ、セロ・パチョンで撮影されたものです。地上にはジェミニ南望遠鏡(中央右)や、その右にベラ・ルービン天文台が見えています。
地平線近くでは、赤や緑の大気光が夜空を淡く染めています。大気光は、上層の大気の化学反応によって淡く輝く現象で、非常に暗い空でみられます。
空には天の川が立ち昇るように流れ、また空の低いところには大マゼラン雲と小マゼラン雲が並んで見えています。ジェミニ南望遠鏡のドームのすぐ上には超新星残骸のガム星雲が赤く輝き、画面上端付近には南十字が映っています。
画像は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2024年2月28日に「Images of the Week」として公開されたものです。
Image Credit: International Gemini Observatory/NOIRLab/NSF/AURA/T. Slovinský
(参照)NOIRLab