いっかくじゅう座の反射星雲NGC 2170をとらえた画像です。南米チリ北部にあるセロ・トロロ汎米天文台(CTIO)のSMARTS 0.9m望遠鏡を使って観測されました。
星雲内にある星間塵の雲が、近くの星からの光を散乱、反射して色鮮やかな光景を作り出しています。塵粒子は星雲に埋もれている高温の星からの青い光を反射しています。また暖かい水素ガスが深紅色に輝いています。暗くなっているのは、塵が奥にある星やガスの光を吸収している領域です。
この画像は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(National Optical-Infrared Astronomy Research Laboratory)から2020年11月25日にリリースされた「Images of the Week」の画像です。
Credit: CTIO/NOIRLab/NSF/AURA
Acknowledgments: Travis Rector (University of Alaska Anchorage), Mahdi Zamani & Davide de Martin
(参照)NOIRLab