ニュー・ホライズンズが撮影した冥王星 | アストロピクス

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ニュー・ホライズンズが撮影した冥王星

NASA(アメリカ航空宇宙局)のニュー・ホライズンズ探査機が撮影した冥王星の画像です。2015年7月13日に、76万8000km離れたところから望遠撮像装置LORRI(Long Range Reconnaissance Imager)で撮影されました。

ニュー・ホライズンズ探査機が冥王星に最接近したのは翌7月14日のことでした。この画像は最接近前に撮影された最後の画像です。画像の冥王星の色は「Ralph」という観測装置で7月13日に取得された低解像度の色情報を利用しています。

「トンボー領域」と名付けられたハート形の領域が目立っています。トンボー領域の左半分は「スプートニク平原」と呼ばれる滑らかな氷原になっています。

Image Credit: NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Southwest Research Institute

(参照)Planetary Photojournal