ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた棒渦巻銀河NGC 2336。きりん座の方向、約1億光年の距離にあります。直径20万光年に及ぶ巨大な銀河です。
渦状腕では若い星々が青く輝いています。対照的に銀河の中心部の赤みがかった領域には年配の星が多く存在しています。NGC 2336は、ドイツの天文学者ヴィルヘルム・テンペルによって1876年に発見されました。1987年にはIa型超新星が観測されましたが、これは発見以来NGC 2336で観測された唯一の超新星です。
画像は2021年3月1日にリリースされた、ハッブル宇宙望遠鏡の「今週の1枚(Picture of the Week)」です。
Credit: ESA/Hubble & NASA, V. Antoniou
Acknowledgement: Judy Schmidt
(参照)ESA/Hubble