
この画像は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車キュリオシティが夜間に火星表面をとらえた珍しい画像です。2025年12月6日(4740火星日)、探査車のロボットアームの先端にあるLEDライトで照らし出された掘削孔を、マストカメラ(Mastcam)で撮影しました。
LEDライトは、ロボットアーム先端のカメラ「MAHLI」の一部です。ミッションの初期この頃は、掘削孔の壁面の層状構造などを観察するため、夜間にLEDライトで照らして撮影をしていました。しかし掘削方法が変更されて以降、掘削孔が粗くなってしまったため、詳細な観察ができなくなっていました。ただ2025年11月13日(4718火星日)にあけられた掘削孔の壁面がなめらかだったことで、LEDライトで照らして観察することになったとのことです。
この掘削孔は、「ボックスワーク」とよばれる岩石構造が多く存在する地域を探査していた際に掘られました。ボックスワークは、遠い昔に水の作用によって形成された構造です。
(参考)「キュリオシティ」関連記事一覧
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS
(参照)NASA

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