来年2026年まであと10日ほどに迫ってきました。みなさんは来年のカレンダーの準備はもう済んでいるでしょうか。
今回の記事では宇宙好きの方向けに、ウェッブ&ハッブル宇宙望遠鏡やNASA(アメリカ航空宇宙局)、ESO(ヨーロッパ南天天文台)などの宇宙画像を使った海外のカレンダーを紹介します。いずれもデータは、それぞれのウェブページから無料でダウンロードできます。
ジェイムズ・ウェッブ&ハッブル宇宙望遠鏡カレンダー


こちらはESA(ヨーロッパ宇宙機関)が作成した、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡の画像を使ったカレンダーです。2つの望遠鏡が撮影した銀河や星雲、惑星などの画像が掲載されています。
(参考)
「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」関連記事一覧
「ハッブル宇宙望遠鏡」関連記事一覧
ダウンロード → ESA/Webb
NASAサイエンス・カレンダー


こちらはNASAが作成した「2026 NASA Science Calendar」です。1月はジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の画像が使われていますが、そのほかの月では太陽系の天体、観測衛星やISS(国際宇宙ステーション)から見た地球、日食、また医学や生物学関係の写真も使われています。
ダウンロード → NASA Science
ESOカレンダー


1月のカレンダーは南米チリにあるアルマ望遠鏡のアンテナの画像です。そのほかの月では、星雲や銀河の画像とともに、建設中の口径39mの巨大望遠鏡ELTなどの施設の写真などが使われています。
(参考)
「ESO」関連記事一覧
ダウンロード → ESO
NOIRLabカレンダー

こちらはNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)のカレンダーです。NOIRLabが運用するセロ・トロロ汎米天文台(CTIO)やジェミニ天文台、ベラ・C・ルービン天文台などで撮影された天体の画像が使われています。6か月分が1面に配置されたレイアウトになっています。
(参考)
「セロ・トロロ汎米天文台」関連記事一覧
「ジェミニ望遠鏡」関連記事一覧
「ベラ・ルービン天文台」関連記事一覧
ダウンロード → NOIRLab
お気に入りのものがありましたら、コンビニでカラー出力するなどして利用してみてはいかがでしょうか。
なお月齢が表示されているものもありますが、時差の関係で日付がずれている可能性がありますので、お使いの際はご注意ください。

大宇宙 写真集500【改訂新版】
探査機が見た太陽系【第4版】
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がみた宇宙【改訂版】
