星形成領域がピンク色に輝く棒渦巻銀河NGC 2835 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影

この画像はハッブル宇宙望遠鏡がとらえたもので、棒渦巻銀河NGC 2835が映っています。NGC 2835は、うみへび座の方向、地球から3500万光年の距離にあります。

ハッブル望遠鏡がとらえたNGC 2835の画像は2020年にも公開されたことがありますが、今回紹介している画像ではHα線(656.3nmの光)で撮影した画像も加えられています。銀河の渦状腕のあちらこちらに見られるピンク色の領域はHα線によるもので、主に星形成領域が映し出されています。

画像はハッブル望遠鏡のWFC3(広視野カメラ3)で撮影されたもので、「今週の1枚(Picture of the Week)」として2025年8月18日に公開されました。

(参考)
「ハッブル今週の1枚」記事一覧
うみへび座の棒渦巻銀河NGC 2835(2020年に公開されたハッブル宇宙望遠鏡の画像を紹介)

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, R. Chandar, J. Lee and the PHANGS-HST team

(参照)ESA/Hubble