「創造の柱」などを宿すわし星雲(M16)の中心部 | アストロピクス

「創造の柱」などを宿すわし星雲(M16)の中心部

この画像は、わし星雲(M16)の中心部をとらえたものです。アメリカ、アリゾナ州にあるキットピーク国立天文台(KPNO)の0.9m望遠鏡で撮影されました。わし星雲は、へび座の方向、約6500光年の距離にあります。

ハッブル宇宙望遠鏡の画像が公開されて有名になった「創造の柱」や、高さ9.5光年にもなる柱状の構造が見えており、それらが近くにあることがわかります。ここでは、中央にある星団からの放射や恒星風によって、周囲の星雲が侵食されています。侵食に耐えて残ったのが、それらの柱状の構造です。

Image Credit: NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI/AURA)
Image Credit: NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI/AURA)

こちらはハッブル宇宙望遠鏡がとらえた「創造の柱」の画像です。

Image Credit: NASA, ESA, and The Hubble Heritage Team (STScI/AURA)
Image Credit: NASA, ESA, and The Hubble Heritage Team (STScI/AURA)

こちらはハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、高さ9.5光年もある柱状の構造。

(参考)
わし星雲の「創造の柱」 〜 ハッブルが2014年に撮影
ウェッブ望遠鏡がとらえた「創造の柱」
ハッブル望遠鏡がとらえた、わし星雲の中心部にある長大なガスと塵の塔

Main Image Credit: T.A.Rector (NRAO/AUI/NSF and NOIRLab/NSF/AURA) and B.A.Wolpa (NOIRLab/NSF/AURA)

(参照)NOIRLab