ロゼッタ探査機がとらえたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(2014年11月4日撮影)

ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の彗星探査機ロゼッタがとらえたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の核の画像。2014年11月4日に撮影されました。彗星の中心から31.8km離れたところからロゼッタ探査機が撮影した4枚の画像をモザイク合成したものです。

チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の核は、大きな塊と小さな塊がくっついたような形をしています。この画像でも手前と奥にそれぞれの塊が見えています。画像はロゼッタ探査機のナビゲーションカメラ(NavCam)で撮影されたものです。

ロゼッタ探査機は2004年に打ち上げられ、2014年8月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星を周回する軌道に入りました。その後、2年間観測を続け、2016年9月30日に核へ着陸してミッションを終えました。

(参考)「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」関連記事

Image Credit: ESA/Rosetta/NAVCAM – CC BY-SA IGO 3.0

(参照)ESA