太陽観測衛星SOHOがとらえた紫金山・アトラス彗星

この画像は、ESA/NASAの太陽観測衛星SOHO(太陽・太陽圏観測衛星)がとらえたもので、太陽の近くを通過する紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)が明るく映っています。画像は2024年10月10日に撮影されました。

こちらはSOHOがとらえた映像です。紫金山・アトラス彗星は10月7日から11日にかけて、SOHOのLASCO(広角分光コロナグラフ)装置の視野内を通り過ぎていきました。コロナグラフは、明るすぎる太陽を隠すことで太陽周辺のようすを観測する装置です。

なお、SOHOはこれまでにもたびたび、太陽に接近した彗星を撮影してきました。また新たな衛星も数多く発見してきました。(参照)ESA/NASAの太陽観測衛星が5000個目の彗星を発見

(参考記事)ISS(国際宇宙ステーション)から見た紫金山・アトラス彗星(2024年9月28日〜10月1日)

Credit: SOHO (ESA & NASA)

(参照)NASA