ISS(国際宇宙ステーション)から見た紫金山・アトラス彗星(2)(2024年9月28日〜10月1日)

これから日没直後の西の空で見えると期待されている紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)。これらの画像は、その紫金山・アトラス彗星をISS(国際宇宙ステーション)から撮影したものです。

1枚目は2024年9月28日に撮影されたもので、オーロラとともに彗星が映っています。2枚目は9月30日、3枚目は10月1日に撮影されました。1枚目はISSに滞在中のマシュー・ドミニク飛行士、2、3枚目はドナルド・ペティ飛行士が撮影した画像です。

こちらは上で紹介した画像も含め、ISSから連続撮影された画像をもとに編集部で作成したタイムラプス動画です。9月28日、30日、10月1日に撮影された複数の動画を収めています。

紫金山・アトラス彗星は、長周期彗星の巣であるオールトの雲からやってきたと考えられています。2024年9月27日に近日点(太陽に最も接近する点)を通過、10月12日に地球に最接近しました。

(参考記事)ISS(国際宇宙ステーション)から見た紫金山・アトラス彗星(1)(2024年9月19〜23日撮影)

Image courtesy of the Earth Science and Remote Sensing Unit, NASA Johnson Space Center
動画作成: Noriaki Okamoto

(参照)Gateway to Astronaut Photography of Earth