この画像に映っているのは、カッシーニ探査機がとらえた土星の衛星テティスです。画像上の方に、巨大な「オデュッセウス・クレーター」が見えています。
直径1071kmのテティスの表面にあるこのクレーターは、直径が450kmもあります。クレーターの縁は急な崖のようになっており、クレーターの中央付近には氷の山々が直径140kmのリング状に並んでいます。
画像は2007年8月30日に撮影されました。画像の撮影時、カッシーニ探査機はテティスから約9万7000kmの距離に位置していました。
Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute