2020年12月に小惑星リュウグウのサンプルを地球へ届けた「はやぶさ2」。その後、新たに目標が設定され、現在は小惑星1998 KY26へ向かっています。その「はやぶさ2」が望遠の光学航法カメラ(ONC-T)を使って撮影した天の川の画像が、2023年3月17日にJAXA宇宙科学研究所から公開されました。画像は白黒画像に着色したものです。
これら3枚の画像は、1時間おきに撮影されたものです。天の川銀河の中心に近い方向が映っています。カメラの視野内の感度分布を確認する目的で撮影が行われたとのことです。
シアンの枠が、上の3枚の画像の撮影範囲です。右から左へ順に撮影されました。
「はやぶさ2」は、2026年7月に小惑星2001 CC21でフライバイを行い、その後2031年7月、1998 KY26にランデブーする予定です。
(参照)はやぶさ2拡張ミッション