木星の衛星エウロパの表面に見られた二重の稜線(ダブルリッジ)を、NASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ガリレオがとらえた画像です。1997年2月20日に2000km離れたところから撮影されました。
画像左下から右上に走る二重の稜線は、幅が約2.6km、高さが約300mあります。稜線の南側には小さなクレーターが多く映っています。
このような二重の稜線は、エウロパでは数多く見られます。ただどのようにして形成されたのかはよく分かっていません。
Image Credit: NASA/JPL/ASU