2024年10月24日3時57分(世界時、日本時間12時57分)をピークとする強力な太陽フレアが発生しました。画像はNASA(アメリカ航空宇宙局)の太陽観測衛星SDOが30.4nmの波長の極端紫外線で撮影したものです。画面左側で太陽フレアが明るく輝いています。
このときの太陽フレアは「X3.3」に分類される大規模なものでした。太陽フレアはX線の強度によってA、B、C、M、Xの5段階に分けられています。Xが最も規模の大きなフレアです。また、アルファベットの後の数字が大きいほど規模が大きいことを示しています。
こちらの映像は、10月24日の太陽フレアをSDOが13.1nm、17.1nm、19.3nm、21.1nm、30.4nmの波長で撮影したものです。太陽全体と、フレア周辺のクローズアップの映像を収めています。波長によって見える温度領域が異なります。
Credit: SDO/NASA/Helioviewer.org