2024年7月9日、ヨーロッパの新型ロケットアリアン6が打ち上げに成功しました。この画像は、アリアン6の上段に搭載されていたYPSatによって撮影されたものです。地球が美しく映し出されています。
YPSat(Young Professionals Satellite)は、アリアン6ロケットの飛行の各段階を記録するために搭載されたペイロードです。YPSatプロジェクトは、ESA(ヨーロッパ宇宙機関)のさまざまな部署からさまざまな分野の若手専門家が約30名集まり、約2年半にわたり活動してきたとのことです。
YPSatは、ロケットのフェアリング分離やキューブサットの展開、地球や宇宙などの撮影に成功しました。また飛行方向に沿った地球の磁場の変化を記録。アマチュア無線実験も行われました。
こちらはYPSatから送られてきた映像です。ロケットのフェアリングが切り離される瞬間が映っています。
(参照)ESA