アルテミス1号と月食の赤い月 | アストロピクス

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アルテミス1号と月食の赤い月

この写真にはアメリカ、フロリダ州にあるNASA(アメリカ航空宇宙局)ケネディ宇宙センターで撮影されたもので、2022年11月8日に起きた皆既月食中の月が、アルテミス1号のSLSロケットとともに映っています。地球の大気で屈折して届いた赤い光を受け、月面がぼんやりと赤くなっています。ロケットの先端部には、その月を目指すオリオン(オライオン)宇宙船が搭載されています。

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打ち上げは11月16日に変更

打ち上げが延期されていたアルテミス1号は、11月14日に打ち上げ予定で準備が進められてきました。ただハリケーンに発達すると見られる熱帯低気圧「ニコル」がフロリダ州へ進むことが予想されていることから、NASAは打ち上げを16日に変更することを決定しました。16日の打ち上げウィンドウ(打ち上げ可能時間帯)は午前1時4分から2時間です。そこで打ち上げられた場合、12月11日に着水する予定です。

SLSロケットと月食中の月
SLSロケットと月食中の月
ケネディ宇宙センターで撮影された皆既月食中の赤い月
ケネディ宇宙センターで撮影された皆既月食中の赤い月

Image Credit: NASA/Joel Kowsky

(参照)NASA Images and Video Library(1)(2)(3)