太陽望遠鏡とともに映る「地球影」と「ビーナスベルト」、そして満月 | アストロピクス

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太陽望遠鏡とともに映る「地球影」と「ビーナスベルト」、そして満月

この画像は日没直後の東の空を映したものです。空には昇ったばかりの満月のほか、西の地平線に没した太陽の光がもたらした二つの現象が映っています。一つは「地球影」、もう一つは「ビーナスベルト」と呼ばれる現象です。画像はアメリカ、キットピーク国立天文台で撮影されたもので、中央にマクマス-ピアス太陽望遠鏡が映っています。

地球影もビーナスベルトも、日の出前または日没後の太陽と反対側の空に現れます。画像の空の下側の青みを帯びている部分が地球影で、その名の通り、沈んだ太陽光が作り出した地球の影が見えているものです。一方のビーナスベルトは、やはり沈んだ太陽の光が、太陽とは反対側の大気で後方散乱してピンク色に見える現象です。

画像は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2023年4月5日に「Images of the Week」として公開されたものです。

Image Credit: KPNO/NOIRLab/NSF/AURA/P. Horálek (Institute of Physics in Opava)

(参照)NOIRLab