系外惑星探査衛星TESSが観測した広大な南天の星空

NASA(アメリカ航空宇宙局)の系外惑星探査衛星TESSがとらえた南天の星空のモザイク合成画像。2019年7月までに行われた、科学観測の最初の1年間で撮影された208枚の画像をモザイク合成したものです。

中央やや左を縦に走る光の帯は天の川、画像中央には大マゼラン銀河が映っています。また画像中央上の方にはオリオン星雲も見えています。

恒星の手前を惑星が横切ると、恒星が少しだけ暗くなります。その明るさのわずかな変化をとらえて系外惑星を探索する方法を「トランジット法」といいます。TESSはトランジット法を用いて系外惑星を探すための衛星です。この画像に映る範囲内で、TESSはすでに29の系外惑星と1000を超える系外惑星候補を発見しました。

2018年10月に運用が終了した系外惑星探査衛星ケプラーと比べ、TESSは400倍も広い領域の観測を行います。TESSは南天での1年間の科学観測を終え、現在は北天の科学観測を進めています。

高解像度画像は以下のURLにあります。興味のある方はご覧ください。

https://svs.gsfc.nasa.gov/13285

Image Credit: NASA/MIT/TESS

https://www.nasa.gov/feature/goddard/2019/nasa-s-tess-presents-panorama-of-southern-sky


アストロピクスではTwitterやFacebookでも更新情報をお届けしています