アルマ望遠鏡

超新星

超新星1987Aで所在不明だった中性子星を発見か!?

Credit: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), P. Cigan and R. Indebetouw; NRAO/AUI/NSF, B. Saxto...
星・星雲・星団

アルマ望遠鏡がとらえた、赤色巨星のまわりの球殻構造と渦巻構造

太陽の質量の8倍より軽い星は、一生の最後に膨らんで「赤色巨星」と呼ばれる星になります。ちょうこくしつ座R星は、そのような赤色巨星の1つです。地球から1500光年...
星団

形成中の星団内の星々と荒れ狂うガスをアルマとハッブルがとらえた

まるで花火のようなこの画像に映っているのは、形成中の星団G286.21+0.17です。G286.21+0.17は、りゅうこつ座の方向、約8000光年の距離にあり...
星・星雲・星団

赤色超巨星アンタレスの大気が電波望遠鏡で明らかに!

夏の夜空に赤く輝く1等星、さそり座のアンタレス。アンタレスは、寿命の終わりに近づきつつある赤色超巨星です。上の画像は、そのアンタレスをアルマ望遠鏡とカール・G・ジャンスキー超大型電波干渉計群(VLA)を使い、電波でとらえたものです。
銀河宇宙

銀河形成のシナリオにはない、初期宇宙で回転する円盤銀河を発見!

この画像は、アルマ望遠鏡がとらえた銀河DLA0817gです。研究チームではDLA0817gを、天文学者の故アーサー・ヴォルフェの名にちなんで「ヴォルフェ円盤」と呼んでいます。 ヴォルフェ円盤は、宇宙の年齢が現在の10%に満たない時代に存在した回転円盤銀河です。今回、アルマ望遠鏡の観測によって、秒速272kmもの速度で回転していることが分かりました。これは私たちの天の川銀河に匹敵する回転速度です。
超大質量ブラックホール

天の川銀河の中心にある超巨大ブラックホールの“瞬き”をとらえた!

天の川銀河の中心には、太陽の400万倍の質量を持つ超巨大ブラックホールが存在しており「いて座A*(エー・スター)」と呼ばれています。ブラックホールの周囲には「降...
彗星

恒星間天体ボリソフ彗星の組成は太陽系の彗星と違っていた

太陽系外からやってきて、2019年に太陽に近づいた恒星間天体ボリソフ彗星(2I/Borisov)に、アルマ望遠鏡が向けられました。アルマ望遠鏡による観測で、ボリソフ彗星から放出されたガスの中に、シアン化水素(HCN)と一酸化炭素の2種類の分子が検出されました。
銀河宇宙

進化初期の銀河でのブラックホールジェットと星間ガス雲の衝突をアルマ望遠鏡で初観測

アルマ望遠鏡が観測したクエーサーMG J0414+0534(疑似カラー画像)。重力レンズ効果のために像が4つに分かれて見えています。 ほとんどの銀河の中心には超大質量ブラックホールが存在しており、そのブラックホールは銀河の進化にも大きく影響していると考えられています。たとえば銀河内には星の材料となる星間ガスが存在していますが、ブラックホールから噴き出すジェットが周囲のガスと衝突して銀河の外へガスが流出することで、星の形成が抑制されます。
星・星雲・星団

老齢の“宇宙の噴水”天体W43Aをアルマ望遠鏡で観測

アルマ望遠鏡で終末期にある星W43Aをとらえた画像。W43Aは、わし座の方向、7200光年の距離にあります。連星系が存在する中心部から、左右方向に高速ジェット(...
星・星雲・星団

アルマ望遠鏡とVLAで行われた赤ちゃん星の大規模観測

オリオン座分子雲にある原始星とその周囲にある原始惑星系円盤をとらえた画像です。アルマ望遠鏡の画像(青)とアメリカにある電波望遠鏡カール・G・ジャンスキーVLA(...
星・星雲・星団

伴星を飲み込んだ赤色巨星がアウトバースト。まき散らされたガスをアルマ望遠鏡がとらえた

ケンタウルス座にある「HD 101584」という連星のまわりに広がるガスを、アルマ望遠鏡がとらえた画像です。連星は緑のリング状の構造の中心の明るい点のところにあ...
銀河宇宙

合体銀河NGC 6240にあるブラックホール周辺の分子ガスをアルマ望遠鏡がとらえた

へびつかい座の方向、4億光年の距離にある合体銀河NGC 6240の中心付近をアルマ望遠鏡でとらえた画像です。赤い点はNGC 6240にある超巨大ブラックホールで...